知ろう!アメリカのフェアトレード
- fairshipgc
- 2020年8月1日
- 読了時間: 3分

皆さんこんにちは!Fairshipです🚢⚓️
先週Facebookに投稿しました「携帯電話にもフェアトレードを」は見ていただけましたでしょうか?
普段、TEDをよく視聴する方なら、ぜひフェアトレードと関連した動画も視聴してみて、フェアトレードについて一度考える時間を持ってみるのもいいと思います😊
さて、今までの投稿では、日本のフェアトレードについて見てきましたが、今日は海外のフェアトレードについても調べてみたいと思います🌎
それでは、他の国とは少し違う路線を取っているアメリカ独特のフェアトレード市場ついて見ていきましょう!

まず、皆さんはフェアトレード認証制度について知っていますか?
フェアトレードそのものは、各国それぞれにある団体や組織によって発展してきましたが、より多くの生産者がフェアトレードに参加し、世界でも広く認知されるシステムにするために、ドイツに本部を置く「国際フェアトレードラベル機構(Fairtrade Labeling Organizations:通称FLO)」が設立されました。
FLOはそれまでバラバラに存在していた各国のフェアトレード組織を統合し、国際フェアトレード基準を充足した製品には「フェアトレード認証」ラベルが与えられることにしたのです!

しかし、現在アメリカのフェアトレードは、2011年末にFLOを脱退し、独自の認証団体となったフェアトレードUSA(Fair Trade USA)を通じて多くの商品を展開しています。
そのため、全世界のほとんどの先進国で使われている認証ラベルとは別の認証ラベルを設けているのです。
フェアトレードUSAが認証したチョコレートにはFLOの認証ラベルとは違う形のラベルが付いているのが見えます!
では、どうしてアメリカのフェアトレードはFLOから脱退したのでしょうか?
フェアトレードUSAがFLOを脱退した理由としては、FLOから規定されているような対象品目以外にもフェアトレードを広げたいという考え方が背景にあったらしいです。
さらに、FLOで認証の対象となるのは小規模で経営される農家など、事業サイズの規定があることも、アメリカが脱退を決定した理由の一つといわれています。
フェアトレードUSAは、フェアトレード基準を充足するのであれば、品目や事業形態に限定されずに、より多くの生産者が、より適正な価格で取引されることを目的として、活動を展開していくのです!
なるほど!大規模農園やいろいろな商品があるアメリカだからこそ、新しい認証制度が必要だったのですね!
日本でももっとフェアトレードが普及して日本の文化や事情に合う新しいフェアトレード文化が発展していくことを期待しています!
~まとめ~
1.国際のフェアトレードの基準を満たすと与えられる認証ラベル(FLO)がある!
2.アメリカでは、自国の事情に合わせた独自の認証ラベルを発行している!
3.日本でも、日本独特のフェアトレードの文化を発展して欲しい!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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